入江か?湖か?圧巻のソーラーパネル群、必見です。

【No.18005/2018.04.29】

 この頃、近所などの空き地に太陽電池(ソーラーパネル)が設置している施設をチョコチョコと見受けられるようになりました。でも全く規模が違うドデカい施設が六ヶ所村鷹架(たかほこ)地区にあります。天候に恵まれた日曜日、施設を見る機会がありました。Photo.1がそれです。海面?湖面?と思わせる約30万枚のソーラーパネルが敷き詰められており、その壮大さには圧倒されてしまいます。青森県は日本のエネルギー基地として有数の地域となっており、このソーラーパネル群は日本でも最大級のメガソーラー施設となっています。出力が1MW(メガワット:1,000,000W)以上の施設は一般的にメガソーラーと称されています。この場所はユーラス六ヶ所ソーラーパークを呼ばれており、株式会社ユーラス六ヶ所太陽光が手がけています。ユーラスはギリシャ神話に登場する「東の風の神エウロス(Eurus)」に由来しています。
 ソーラーパネルの出力を高くするには太陽光が強くなければなりません。加えて、効率を高くするには温度が低いことが望まれます。東北という北の地でありながら、こうした施設が作られる理由がここにあります。燦々と降り注ぐ太陽光を集めるにはこうした広い敷地が必要なのだと改めて感じています。