インターネットが抱える課題に本学科教授が提言

【No.18001/2018.04.09】

 インターネット用のサーバ等が設置されているところをデータセンターと呼びますが、近年その重要度が増しています。それに伴い地震、停電、セキュリティ、空調、火災対策などの対策もしっかりしなければなりません。そうした中、データセンターの消費する電力が世界中の電力の2%を占めるように増大してきていることから、地球温暖化防止の観点で、ITインフラの省電力化運動の一環としてデータセンターの省電力化が推進されるようになりました。

 八戸工業大学電気電子工学科(E科)の石山俊彦教授は電子情報通信学会誌の今月号で、データセンターの電力エネルギーの管理についての指針を提言しています。この学会は3万人の学会員を数える大規模な組織です。こうした中での提言は社会において大切な意味を持っており、石山教授はこの分野においてオピニオンリーダー的な存在となっています。ますますエネルギー課題解決への挑戦が求められています。

Photo.1 解説論文が掲載された電子情報通信学会誌

Photo.2 E科石山俊彦教授