E-letterNo16001「好天の中、新入生オリエンテーション実施される」

今年も新入生が集いました。高校に比べると広い地域の出身の集まりに。育った環境が違う人と面することは、スリリングでもあり、知らないだけに若干警戒を抱くこともあります。互いにわだかまりを少しでも取り去ってもらうために、新入生同士で1 泊2 日で小旅行を行っています。これをオリエンテーションは新しい環境などに順応させるための説明会・教育とされています。でも電気電子システム学科のものはもっと気軽なものです。

内容を紹介すると電気に関する中身には、大雑把には電気エネルギーと情報通信技術の2 つの機能があります。新入生にとってはこれから4 年間学ぶことになるのですが、究極は社会においてその科学技術を発揮した社会人となってもらうことになります。そのため、実際に社会でどうようにそれ等が発揮されているかを目の当たりに見てもらう機会としています。今年は電気エネルギー分野ではカプラン発電機を用いた御所ダム、情報通信技術としてIBC 岩手放送と半導体を製造しているジャパンセミコンダクター、IT 技術を駆使した印刷を行っている川口印刷の見学を行いました。

この間、小岩井農場や焼肉食べ放題等天気に恵まれた2日間を過ごしました。肝心のオリエンテーションの目的は、いつの間にか達成されたようです。


 

写真1 カプラン発電機(御所ダム)とIBC-TV 調整卓

写真1 カプラン発電機(御所ダム)とIBC-TV 調整卓

写真2 岩手県小岩井農場にて

pdf版:2016_Letter_No01