コース紹介

コースで育成しようとする技術者像

本コースでは、学習・教育目的で挙げたように次に示す育成すべき技術者像を定めています。

未来の産業構造と社会変革に対応するため、電気電子通信工学の深い知識と幅広い教養、俯瞰的視野ならびに倫理観を有し、豊かな人間性と総合的な判断力、問題解決・応用展開能力、構想力、自己表現力、協働性を備え、地域社会への関心と国際的視野を持った技術者


学びの系統

コースのカリキュラムは、上記の目的を達成するために構成されています。ただし、電気電子通信技術分野の内容は非常に幅広いので専門性に準じて3つの分野に分類しています。

電気エネルギーシステム分野

産業や私たちの生活を支える電気エネルギーを環境に配慮しながら作り出し、効率的かつ安全に供給するための技術について学ぶことができます。

電子デバイス・システム制御分野

スマートフォンやロボット、電気自動車などに搭載されている電子回路センサー、さらにはそれらを制御する技術についてまなぶことができます。

通信分野

AIやデータサイエンス、IoT、5Gといった次世代技術について学ぶことができます。


コースの特徴

1.エンジニアリング・デザインを重視した独自の教育体制

本コースが重視しているのは、エンジニアリング・デザイン教育です。エンジニアリング・デザインとは、一つの課題に対し、様々な知識を集約して多様な解を考え出す能力のことです。チャレンジ精神に富んだ企画力・設計力を育むため、4年間一貫した実践教育を行い、電気・電子・通信に関する基礎を身につけていきます。

2.電気・電子・通信分野といったさまざまな分野を学べます

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本コースでは、「電気」、「電子」、「通信」の分野を基盤としさまざまな分野を学んでいきます。1~2年生で基礎となる授業を実施し、3年生になると実践、応用教育を展開。一見難しく思うところもあるかもしれませんが、わからない箇所などがあったら、担任、コースの教員が相談に応じながら、しっかりと教育をし、大切な将来設計の手助けをします。

3.将来につながる実践体験の機会を豊富に設けています

講義や実験・実習科目はもちろん、第一線で活躍する技術者による学術講演会、技術者の現場を体験する学外研修、インターンシップなど、道路の動機付けとなる機会を数多く設けているのも大きな特色です。学生が自由に利用できる電気電子工作室「エヂソン倶楽部」など、ものづくりスピリットを刺激する施設・設備も充実しています。