八戸工業大学同窓会報第6号掲載記事（2004年発行）
昭和５２年電気工学科卒（佐藤研究室） 梅津 正明さん
現在：柏電業株式会社設計・営業課長
昭和４７年に入学し、第１回生と一緒に４年間八戸工業大学で学びました。事情があり１回生より半年多めに勉強しましたが、前社長さんの計らいで卒業していない私を社員として受け入れて下さいました。その甲斐あって、無事２回生として卒業する事が出来ました。その後現場で電気工事とは何たるかを三年間程勉強した後、現在では設計と営業の仕事が主体となって頑張っております。<\p>
昭和５４年当時、八戸市内の業者で１億円以上の工事を１社で請け負うことは珍しく、ほとんどは大企業しか出来ませんでした。しかし、八戸グランドホテル様の新築工事でおおよそ１億５千万円位だったと思いますが、柏電業が初めて１社で請け負わせて頂きました。その甲斐あって、八戸市や県で、地元業者でも大型工事が出来る事がわかり、徐々に地元からも大きな工事を発注してくれるようになりました。また、三沢米軍基地内の高層住宅や、市内の小、中学校などの電気工事に携われたことが自分の自信と財産となっています。柏電業に入社して２９年目ですが、私はこの会社に入社して本当に良かったと思っています。大企業でバリバリ働くもよし、中小企業でも自分の好きな仕事をするのも良いのではないでしょうか。今は八戸の建設業界も不況で大変ですが、これから就職する卒業生の皆さんには一層努力して欲しいと思います。八戸工業大学で学んだことを誇りに思って頑張りましょう。最後になりましたが、諸先生方には色々ご指導いただきまして誠に有り難う御座いました。これからも優秀な人材を沢山送り出して下さい。