八戸工業大学同窓会報第6号掲載記事（2004年9月発行）
小松崎研究室
当研究室で行っている研究テーマは、大きく「ファジィ理論を応用した制御系設計法の開発」と「知能ロボットの開発・製作」の二つがあります。特に、「知能ロボットの開発・製作」は、卒業研究として学生と一緒に実施しております。具体的には、「案内用知能ロボットの設計と製作」、「鳥獣害防止用ロボットの開発」、「教育用ロボットの開発」を行っております。案内用知能ロボットは、タッチパネルやGPSを搭載し、質問に応答できるようなロボットで電子知能システム学科への訪問者用に考えております。鳥獣害防止用ロボットは、かかしに知能を持たせ、鳥獣と知恵比べしてみようと思っています。教育用ロボットは、本学学生の初心者用の教育に開発した知能ロボットをさらに小中高生用に改良し、ロボットを中心に「もの作り」の楽しさ、電気・情報・機械工学の基礎知識を学ぶものです。これは、三戸教育委員会主催の「おもしろ工房」で実施しております。