研究室探訪「川又研究室」

八戸工業大学同窓会報第9号掲載記事(2005年9月発行)

川又研究室

川又研究室
写真:相変わらず散らかっている研究室

 卒業生のみなさん、元気にご活躍のこととおよろこび申し上げます。小生が八戸に赴任して、早いもので14年目を迎えました。ことわざには「十年一昔」といったものがありますが、高度情報化社会の真っ直中を突っ走る今日、5年あるいは3年程度で「一昔」の感が強いですね。みなさんは、いかがですか?

 さて、先端技術の牽引的役割を担っている「電気・電子・情報工学分野」に携わる我々にとっては、日々、連続した技術的時代変遷の波にもまれながらも、より高性能で便利な機器の開発、より豊かでクリーンなエネルギーの開発および供給、そして、より高速で大量の情報伝達などを実現させて行くことが技術者としての指命であり社会的責任であります。 

 我が研究室におけるEMC環境電磁工学の取り組みは、このような最先端電気電子情報技術を根底で支える重要な学問・技術分野となっており、電磁環境に対する社会の関心も年々高まってきております。皆様も現在従事している各技術分野において、十分に自分の実力を発揮して先端電気電子技術の牽引役に努めて下さい。今後の変わらぬご活躍を期待いたします。 (写真:相変わらず散らかっている研究室)