八戸工業大学同窓会報第9号掲載記事（2006年発行）
平成17年電気電子工学科卒（豊田研究室） 稲葉 和応さん
現在：独立行政法人 日本原子力研究開発機構 東海開発センター 勤務
私は現在、主に水道施設の運転維持管理をしています。具体的には川より水を取り、それを浄水場で水処理した後、東海開発センター内や社員寮、社員住宅へ上水、ろ過水及び雑水を給水することです。上水は飲用水、ろ過水は装置等の冷却水、雑水は消火栓としてそれぞれ使われています。八戸工大で学んだ電気電子工学に関する知識は、装置の制御盤を始め、水を送水するためのポンプの構造理解、それらの点検、整備など、今の仕事で大変役に立っています。
一時期、自分の力がまだ足りないこと思う時があり、辛い日々もありました。しかし、八戸工大生の時の多くの経験がそれを乗り越えるきっかけになり、今では充実した日々を過ごしています。同窓生の皆さんも大学生活で多くのことを自ら学び、そして経験し、これからの基にしてほしいと思います。