平成21年度学科近況報告

八戸工業大学同窓会報第15号掲載記事(2009年発行)

大学院工学研究科電子電気・情報工学専攻主任
 工学部電気電子システム学科長 関秀廣先生

関秀廣学科長
関秀廣学科長

  学科創設以来37年間御奉職戴いた横地弓夫先生には3月で御退職になられました。なお、今年度は非常勤で引き続き御尽力戴いています。また、去る1月27日に電子知能システム学科技術員馬場明さんがご逝去されました。大学において33年勤務され、学科にとって大きな礎でありました。謹んでご冥福をお祈り致します。今年度からは、技術員として戸賀沢晃さんを再びお迎えしております。戸賀沢さんは、開学当初から長年にわたり本学科で勤務されていましたので、多くの同窓生の皆さんがご存知かと思います。

 さて、学科ではここ2年をかけて改革を進めています。まず、今年度はカリキュラムの大幅な見直しを図りました。また、平成22年4月からは学科名称を新しい電気電子システム学科(Department of Electrical and Electronic Systems)に変更致します。専門分野の分化・多様化が進む現在、技術の知能化、有機的統合化(システム化)を図る人材を養成しようというコンセプトです。大学院生の中野渡潤さんが東北では僅か45名しか出なかった第二種電気主任技術者試験に合格するなど学生の活躍が続いています。今年は中国からの留学生を含む女子学生が3名入学するなど話題豊富な年です。まだまだ改革の途上ですが、水交会の皆様には今後とも厚い御支援を戴きますようお願い致します。


本学科に再びお迎えした戸賀沢晃技術員
本学科に再びお迎えした戸賀沢晃技術員
今年度本学科に入学した女子学生3名
今年度本学科に入学した女子学生3名