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 学科長 関 秀廣



学生が気軽に使えるE-ラウンジ。

 八戸工業大学 工学部 電気電子システム学科 学科長 関 秀廣

 ・ランプから始まった電気生活
 
  白熱電球とラジオ。今から50年ほど前、私は秋田県の山深い上小阿仁というところで子供時代を過ごしていました。 そこでは電気の生活はシリカ電球の電灯とラジオが唯一の刺激でした。少し離れたところではランプの生活が普通でした。ダム建設に伴い、 過ごしているところがダム湖で埋没することから少し下流に移りました。電力に余裕ができたことから、大きなヒータを風呂に投げ込んで、沸かしたかすかな記憶があります。
 1963年米国と日本の間で始めて行われたテレビの衛星中継放送を見ました。サボテンが生える砂漠が中継された中で報じられたのがジョン・F・ケネディ米国大統領の暗殺でした。 「えっ」と思わず耳を疑ったものです。

 ・時代を変える電気電子技術
 
 50年程経った現在、携帯電話、パソコン、Wii、PSP、iPod、薄型テレビ、ロボット・・・私たちの身の回りの見ますと、 さまざまな世界のすみずみにある情報をすぐに入手することができます。ここ半世紀における技術の進歩は、国境を越えてさまざまな人々と交流ができるなど多くのようになりました。 いかに多くの電気電子技術が使われているか驚きます。さらに将来はさまざまな領域で電気電子技術の必要性が高まっています。

・社会を支える電気電子技術

 2003年8月14日は忘れられない日です。午後4時10分、アメリカ合衆国とカナダで大停電が起きました。わずか9秒間のアッという間の出来事でした。真夏の炎天下、 エアコンも使えず約5000万人もの人々が停電の被害を受けてしまいました。原因は、送電管理設備の一部の故障が、他の施設に次々に影響を与え、 ドミノ式に連鎖反応を起こしたためだそうです。 どうやって電気を安全で確実に伝えるのかが大切な技術となっています。
・「つぶし」がきく電気電子技術者

 電気電子の面白さ、楽しさを味わってもらいながら、新しいものづくりに取り組む、それが我が、電気電子システム学科です。技術には終わりはありません。 ある技術が発見されると、既にある技術と一緒になり、さらに新しい分野が切り開けるからです。工業高校に限らず、普通高校や商業高校、 女子学生等様々な学生が勉学に取り組んでいます。「つぶし」がきく電気電子技術者と言われることがあります、表現が適切でないかもしれませんが、 それは数多くの分野で様々な出身の電気電子技術者が求められていることを意味するものです。
・電気電子システム学科の特長

 電気電子システム学科の特長は次の3点です。

  1. 広い進路選択と実績ある就職   2. 充実した資格支援   3. 確かな教育支援

 進路については学年担任や卒業研修指導教員、就職課等が支援します。大学へ企業が赴いて進路指導する就職懇談会には関東を中心に合計357社(H19)に参加して戴きました。 資格取得では技術士補、技術士、電気主任技術者(1種・2種・3種)、電気通信主任技術者(1種・2種電送交換主任技術者、線路主任技術者)、電気工事士(1種・2種)、 中学校教諭一種免許状(技術)、高等学校教諭一種免許状(工業)において利点があります。また、電気主任技術者については学科独自の資格支援講座を開設しています。 教育支援では、担任と一対一で指導を行い、複雑な単位の取得についても開発したアチーブメント・ナビゲーション・システムで分かりやすい指導を行います。

私たちは教職員一体となって、皆さんの声を聞きながら教育に取り組みます。詳しくはホーム・ページ、電話等でお尋ね下さい。