平成21年 大学院博士後期課程電気電子工学専攻修了（根城研究室）山村有希さん
現在：東芝メモリ株式会社 メモリ事業部ファイルメモリ・デバイス技術部 主務
私は、学生時代において、主に大学院で学会発表の機会にたびたび恵まれました。現在の仕事では、設計から生産までの他課含めた会議を主導することが多く、概要をまとめ、色々な人に説明することが求められます。その業務に対して、学生時代の学会発表という経験は非常に有意義なことだったと思っています。
私の仕事の本質はものづくりですが、開発時期を越えると、結局は”もの”を大量生産し、消費者に対して販売することが主体となります。このようなフェーズでは、仕事でマスデータを扱うため統計の知識があると助けになると思ったことがありました。こういった仕事に携わる予定がある場合は、学生時代に統計学を学んでおくとよいと思います。