E-letterNo16024「オリンピックに興奮:レスリング」

今朝は、伊調馨選手のオリンピック・レスリング4 連覇で沸き立ちました。同選手は八戸市の出身でもあり、地域観光交流施設である八戸ポータルミュージアム「はっち」では、午前4 時から大型の映像装置を利用して観戦を行うパブリックビューイングが開催されました。写真1 の優勝決定戦の終了5 秒前の大逆転には思わず歓声を上げてしまいました。正に圧巻の場面でした。ところで、八戸の出身のレスリング選手にはロンドンオリンピック金メダリストの小原日登美選手、北京オリンピック銀メダリストの伊調千春選手がいます。また、ロンドンオリンピック金メダリストの吉田沙保理選手の父が八戸市の出身とも聞いています。八戸市は日本レスリング界を支えている重要な拠点とも言えそうです。

試合直後のNHK ニュースを見ていると伊調選手が通ったクラブ元会長で青森県レスリング協会顧問の橋本精二氏の喜びのインタビューが放映されていました。(写真2)同氏には学校法人八戸工業大学の副理事長も務めて戴いています。八戸市はキッズレスリングが盛んですが、その下地を作るのに腐心されたことをお聞きしたことがあります。土地柄レスリングへの関心が強く、子供達の気持ちも高まり、嫌が応でもプレーの技量、ノウハウ、経験が深さを増して育っていくのかもしれません。

翻って、電気電子システム学科でも学問をする環境を如何に築くかに腐心をしています。知識のある人、無い人、技量を持っている人、持っていない人、様々な学生が集いますが、互いに刺激し、磨き合いながら自己を高められないか?講義はもちろんですが、課外授業においても知的好奇心を持ちうる環境創りを進めています。そうした機会を逃さず利用して下さい。


 

写真1 試合終了8 秒前、大逆転直前の伊調馨選手

写真1 試合終了8 秒前、大逆転直前の伊調馨選手

写真2 喜びのコメントを語る橋本精二法人副理事長

写真2 喜びのコメントを語る橋本精二法人副理事長

※ 写真は、2016 年08 月18 日(木)07:50 からNHK おはよう青森で放映されたニュースでのスクリーンショットです。

pdf版:2016_Letter_No24