7 月16 日(土)八戸パークホテルで電気系同窓会「水交会」による「藤田成隆前学長を囲む会」の夕べが開かれました。遠くは東京から駆けつけて下さった方もいらっしゃいまして、学長任期6 年を務め上げた藤田成隆先生の御業績を振り返りながら、在学生時代、現在、将来と様々なお話で盛り上がりました。八戸工業大学創立44 周年を経て、電気系同窓会は岩本明佳会長を中心に4,000 名余りの会員で構成されています。皆さん社会で活躍されていらっしゃいますが、何かの折に集い、語らうことは自らの足跡を辿る穏やかな機会になるものです。
ところで、電気系同窓会の名称である「水交会」とはどのような意味なのでしょうか。そもそもの由来は『荘子』の「君子之交淡若水」にあります。意味は「君子の交わり淡き水のごとし」で、徳がそなわった人の交流は、水のように淡々として、いつまでも飽きがこないので長続きし、逆にベタベタしたつき合いはすぐに飽きがきてしまうのだとのことです。あまりプライベートに入り込み過ぎず、罵詈雑言を浴びせず、かといって疎遠にならず、互いの立場を尊重し合う。ん~~~、なかなか含蓄のある言葉ですね。
pdf版:2016_Letter_No17